「寂しんぼダンサー」



のど飴舐めて、音楽聴いて、ゆらゆらしてる、頭の中。
目覚めてみれば つまらない事 終わった後になってないかなぁ

年老う事も 忘れる事も 消え去る事も信じられない
悪あがきしてその場を凌ぐ 自分独りじゃ意味は創れない

宙ぶらりんの本音も言えぬ小人が其処で泣いている

今だから言えるあの日の気持ち 今だから届いてくれない

色んな顔を持ってるボクはそれでも一個だけの僕

涙流して踊り合ってる 皆して寂しんぼダンサー

涙ぶら下げたまま ちまなこで探して繋ぐ手と手
「寂しいね」と言って 目合わせて踊ってるよ

僕等寂しんぼダンサー 僕は寂しんぼダンサー

声におめかしをして 踊り合う相手を求めてる涙心
孤独を睨んでる赤い目が胸を切り裂いた音



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